造血幹細胞移植チーム

造血幹細胞移植では,血液の病気そのものの制御だけではなく,感染症や移植片対宿主病(GVHD)などの合併症の管理や,社会的・心理的なサポートが,治療成功の鍵を握ります.そのため血液内科医の他に,高い専門性を持った他職種の協力が欠かせません.当科では,様々な職種がそれぞれ対等の立場で,移植を受けた患者さんの治療やケアに協働して関わっています. 2012年末から稼働した新病棟「けやき棟」では,同種造血幹細胞移植を行うことができる病床が6床に増えました.それに伴い,「造血幹細胞移植チーム」が新たな形で発足しています.血液内科医,看護師,リハビリ医,理学療法士,薬剤師,臨床心理士,歯科衛生士,移植コーディネータ等,多種多様な職種がチームを形成し,治療やケアへの積極的な介入,病棟カンファレンス(週1回)や研修会などを開催しています.

多職種が集まる
病棟カンファレンス

移植リハビリテーションに
関する研修会