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CAR-Tについて
キムリア (一般名:チサゲンレクルユーセル) による治療は、CAR-T療法と呼ばれ、患者さん自身の免疫細胞であるT細胞(Tリンパ球)に遺伝子操作を加えて、白血病細胞への攻撃力を高める治療法で、「がん免疫遺伝子治療」にあたります。CAR-T療法では、まず、患者さんの血液から免疫細胞のひとつであるT細胞を取り出して遺伝子を導入し、CAR(キメラ抗原受容体)と呼ばれる特殊なたんぱく質を細胞の表面にもつT細胞(CAR-T細胞)を作り出します。キムリアのCARは、B細胞(Bリンパ球)の表面にでている「CD19」と呼ばれる抗原を特異的に認識することができます。そのため、このCARをもつCAR-T細胞はB細胞に由来する悪性リンパ腫細胞や白血病細胞を特異的に攻撃することができます。このようして製造されたキムリアを、患者さんの体内に戻すことで治療を行います。
キムリアによる治療は、製造管理・品質管理・合併症管理を適正に行うための様々な体制や書類の整備が必要であり、施設認定を受けた施設のみで投与が可能です。筑波大学附属病院は2021年2月にキムリア治療提供可能施設として認定されました。
キムリアによる治療は、再発難治性CD19陽性B細胞性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)という種類の悪性リンパ腫または25歳以下の再発難治性CD19陽性急性リンパ芽球性白血病(B-ALL)が適応となっていますが、実際に治療が可能かどうかは、専門的な判断が必要となるため、患者さん・ご家族からの直接の問い合わせはお受けしておりません。かかりつけの主治医を介してご相談をお願いします。
*医療機関の先生方へ
下記の患者紹介用フォームと紹介状を準備していただき地域医療連携室経由でご相談ください。ご不明な点がある場合、お急ぎの場合は当科オンコール医師に直接ご連絡ください。
https://www.kymriah.jp/hcp/treatment/targetpatient.html
(製薬会社提供サイト)
キムリアによる治療は、製造管理・品質管理・合併症管理を適正に行うための様々な体制や書類の整備が必要であり、施設認定を受けた施設のみで投与が可能です。筑波大学附属病院は2021年2月にキムリア治療提供可能施設として認定されました。
キムリアによる治療は、再発難治性CD19陽性B細胞性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)という種類の悪性リンパ腫または25歳以下の再発難治性CD19陽性急性リンパ芽球性白血病(B-ALL)が適応となっていますが、実際に治療が可能かどうかは、専門的な判断が必要となるため、患者さん・ご家族からの直接の問い合わせはお受けしておりません。かかりつけの主治医を介してご相談をお願いします。
*医療機関の先生方へ
下記の患者紹介用フォームと紹介状を準備していただき地域医療連携室経由でご相談ください。ご不明な点がある場合、お急ぎの場合は当科オンコール医師に直接ご連絡ください。
https://www.kymriah.jp/hcp/treatment/targetpatient.html
(製薬会社提供サイト)