筑波大学血液内科

茨城県つくば市にあります筑波大学血液内科では、白血病、リンパ腫、MDSなどに対する造血幹細胞移植などの治療を行っております

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CAR-Tについて

CAR-T細胞療法は、患者さん自身の免疫細胞であるT細胞(Tリンパ球)に遺伝子操作を加えて、白血病細胞への攻撃力を高める治療法で、「がん免疫遺伝子治療」にあたります。CAR-T細胞療法では、まず、患者さんの血液から免疫細胞のひとつであるT細胞を取り出して遺伝子を導入し、CAR(キメラ抗原受容体)と呼ばれる特殊なたんぱく質を細胞の表面にもつT細胞(CAR-T細胞)を作り出します。例えば、B細胞(Bリンパ球)の表面にでている「CD19」と呼ばれる抗原を特異的に認識するCARを有するCAR-T細胞はB細胞に由来する悪性リンパ腫細胞や白血病細胞を特異的に攻撃することができます。このようして製造されたCAR-T細胞を、患者さんの体内に戻すことで治療を行います。

CAR-Tによる治療は、製造管理・品質管理・合併症管理を適正に行うための様々な体制や書類の整備が必要であり、施設認定を受けた施設のみで投与が可能です。

2024年5月現在、筑波大学附属病院ではキムリア (一般名:チサゲンレクルユーセル)とイエスカルタ (一般名:アキシカブタゲンシロルユーセル)  という2種類のCAR-Tの治療施設としての施設認定を受けており、上記製品による治療を行うことができます。

キムリアは、再発難治性CD19陽性B細胞性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)・濾胞性リンパ腫(FL)または25歳以下の再発難治性CD19陽性急性リンパ芽球性白血病(B-ALL)に適応、イエスカルタ は縦隔大細胞型B細胞リンパ腫を含む再発難治性大細胞型B細胞リンパ腫に適応となっていますが、 実際に治療が可能かどうかは、専門的な判断が必要となるため、患者さん・ご家族からの直接の問い合わせはお受けしておりません。かかりつけの主治医を介してご相談をお願いします。

*医療機関の先生方へ
下記の患者紹介用フォームと紹介状を準備していただき地域医療連携室経由でご相談ください。ご不明な点がある場合、お急ぎの場合は当科オンコール医師に直接ご連絡ください。
https://www.kymriah.jp/hcp/treatment/targetpatient.html (キムリア)

https://www.g-station-plus.com/-/media/Files/GStation/forpatient/car-t_support/I-3-file.pdf (イエスカルタ)
(製薬会社提供サイト)

 

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