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HLA一致血縁者間同種末梢血幹細胞移植における輸注CD34陽性細胞数と移植成績の関連についての研究

「HLA一致血縁者間同種末梢血幹細胞移植における輸注CD34陽性細胞数と移植成績の関連についての研究」について

筑波大学医学医療系血液内科では,表題の研究を行っております。
本研究の概要は以下のとおりです。
1.
研究の目的
 同種末梢血幹細胞移植(PBSCT)は造血器腫瘍に対する根治的治療法の一つです。輸注するCD34陽性細胞数と移植成績に関する報告はこれまで様々な報告が混在し,一定の見解を得ません。これらの報告は単施設,少数例の解析が殆どで,大規模な解析が少ないことが原因と考えられます。そこで,移植登録一元管理プログラム(TRUMP)に登録された国内のHLA一致血縁者間PBSCT症例を対象とし,大規模な解析を行うことで,HLA一致血縁者間PBSCTにおける輸注CD34陽性細胞数と移植成績の関連を明らかにすることを目的としています。

2.
研究の方法
1) 対象
 2005年1月1日から2010年12月31日までに日本国内の施設でHLA一致血縁者間PBSCTを施行された患者さん。
2) 試料と方法
 TRUMPに登録された臨床情報(治療の内容,生存期間,合併症の有無など)を利用し,輸注CD34陽性細胞数と移植成績の関連を解析します。対象者の名前,住所などの個人情報は扱いません。
3) 研究期間
 登録期間:現在~2018年3月31日,観察期間:現在~2019年3月31日

3.
研究機関
 研究代表者 筑波大学 医学医療系 血液内科 千葉 滋
 試料・情報の管理責任者 筑波大学 医学医療系 血液内科 真家 紘一郎

4.
試験の情報
  • この試験は,筑波大学の倫理委員会の承認を受け,その機関の長の許可を受けて行っています。また,TRUMPデータセンターよりデータ利用の承認を受けています。
  • ご本人またはその代理人の求めがあれば,この研究への参加を拒否することが出来ます。その場合,①筑波大学附属病院でHLA一致血縁者間PBSCTを受けられた方は,以下の問い合わせ先にお申し出下さい。②筑波大学附属病院以外でHLA一致血縁者間PBSCTを受けられた方は,治療を受けた病院の主治医にお申し出下さい。頂いた情報を破棄いたします。ただしすでに解析を終了している場合には,その結果を破棄することが出来ません。
 
保有する個人情報の問い合わせ・苦情等の連絡先
筑波大学医学医療系血液内科
〒305-8576 茨城県つくば市天久保 2-1-1
所属・担当者名:血液内科 真家 紘一郎
電話:029-853-2392 (平日9時~17時)